ほっとできる場所

Kica/ソーイングコーナー

はじめまして こんにちは。
月に数回、Kica cafeスタッフとしてお世話になっているRieです。

本日は、私とKicaの なれそめを書かせてください。

私は大学卒業後、某大手のファーストフードチェーンに就職しました
(ほら、誰でも知ってる、どこにでもあるハンバーガーの…)。
そこは、毎日まいにち一日30時間あっても足りないくらい忙しい、
いわば戦場みたいなところ。

3年半働きましたが
「これ以上働いたら私、死ぬかも…」と思ったことも何度か。
寝不足でクルマをぶつけたこと(私は幸い無傷でしたが)が
退職を決意する引き金になりました。
そして転職。
でも 不思議なものですね。
新しい職場は比較的お休みが多く、
今度は自由な時間をどう使えばいいのかわからなくなりました。
働いていない時間が不安で不安でたまらなくなるのです。
大好きな人が忙しく働いていることに腹立たしくなり、
結局すれ違い、お別れしました。

「私には何もなくなった…」
いつしか私は、仕事をしていないときは
眠ってばかりの生活を送っていました。

そんな時です。Kicaを紹介していただいたのは。
一時期、職場が同じだったKicaスタッフのeicoさんに
「何か新しいことをしてみたい」と話したことがきっかけでした。
ホントにこのままじゃダメだと思い始めていたところでした。

Kicaには、時間がゆっくり流れています。
速いことをサービスの一環としていた以前の職場とは全く違う、
正直最初は戸惑いました。

でも、皆さん とても温かい。
オーダーが重なってメニューをお出しするのが遅くなっても、
怒られたことは一度もありません
(もちろん、お待たせしないよう努力はしているのですが)。
以前なら即クレームになりました。
今では私は、このゆったり感が大好きですし、
私にはこっちの方が実は合っていたんだなと思います。

Kicaで働くようになってから、
一人でカフェに入ることが楽しくなりました。
そして知りました。
ボーッとしたり、時にはいろんなことに思いを巡らせたり、
そういう時間がどんなに大切だったかということを。

忙しさの中で疎遠になっていった友人たち。
でも本当に忙しさのせいだったのでしょうか?
私は「仕事が忙しい」と言えば、何でも許されると勘違いしていました。
メールや電話の一本ぐらい、その気があればできますもんね。
それに気づいたのはKicaに来るようになってからです。
そして大切な友人には今までの疎遠を詫びて、また会うようになりました。
新しく友人もできました。私の財産となりました。

Kicaは、タイトルどおり、私のほっとできる場所です。
だから、普段忙しく働いている人ほど、ここに来てほしいなと思うのです。
そして、明日からの活力を蓄えて帰っていただきたい。
今の私のように…。

kica/カフェ


posted by Rie










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キッチンで ひとりごと vol.4

さて今日は なんのケーキを焼きましょう?
熟れ熟れバナナとラム酒でバナナラムケーキ?
それともマロンクリームをたっぷり使ってしっとり食感のバターケーキに?
う〜ん、う〜ん。
もう少し頭の中で構想を練るか…。

ローズケーキ
写真は「薔薇のキャラメルカトルカール」。
お持ち帰り用に雑貨スペースでも販売しています(260yen)。



〜はじめての失敗〜


こんな告白、今さらな感じであるが、私は本格的なパティシエではない。
製菓学校卒ではないし、どこかの店で修行したこともない。
子供の頃、母がいろんな教室で習っては 家でつくっていたお菓子や料理を
見よう見まねでつくりはじめたのがきっかけである。

中1の頃にはパンやケーキを一人でサクサクつくっていた。
はじめての失敗はその頃にさかのぼる。

オーブンといえば電気が主流の今,当時のわが家ではガス式のものを使っていた。
パウンドケーキを焼こうとして生地を準備し、予熱をするためオーブンへ。
点火スイッチをひねり、火がついたのを確認し、その場を離れた…はずだった。

生地を型へ流しこみ、オーブンの前にくると、なんだか妙にガス臭い。
オーブンを覗くと…あ、火が消えている。
早く予熱しなければタイミングが悪くなると焦りながら、
何気なく再度火をつけるべくオーブンの扉を開け、スイッチをひねった
(当時のガスオーブンは、点火の時は扉を開けないと着火できない仕組みでした)。

「カチャッ」(スイッチ音)
…間髪入れずに
「バーンッ!!!」(爆発音)

(火がつく音って、普通「ボッ」って音がするでしょ。
この時は、はじかれるような感覚と熱風が顔面を襲ったのよ〜っ!)

あまりの衝撃に固まってしまった私は、何が起こったのか考えられず、
オーブンの扉を左手に持ち、右手はスイッチを握りしめ、
目はギュッとつぶったまま動けなかった。

駆けつけた母が「大丈夫?」と声をかけてくれ やっと目が開けられた。
バックンバックンと心臓の音を全身で感じながら周りの状況を見ると…。
どうやら家までは燃やしていない。オーブンも無事な様子。
おそるおそる振り返って母と顔を合わせる。
「すごい音したね」と母。

放心状態でオーブンの側から離れると、上からパラパラ黒い粉が…。
天井を見上げるが、とくに何の変化もない。
しかし なんだか変な匂い…。
すると母が「あ〜あ〜」と言いながら
私を鏡の前に連れて行ってくれた。

「えっ!!」
左前から左耳のあたりの髪が 爆発しているではないか。
鏡の中の私は、よくコントで見かける「煙の中から出てきた人」そのもの。
とっさに右に顔をそむけ、避けたからである。
さわるとパラパラと髪が落ち、眉毛までもがコゲていた。

母は「びっくりしたわ〜。炎の玉が見えたよ。
これぐらいですんでよかった」とコゲた髪を払ってくれた。
めちゃくちゃ叱られると思ってた私は、
急に力が抜けて「こわかったよ〜」と泣きそうになりながら言った。
本当におそろしかった。

ときおり思い出す失敗談である。
今ではコゲた髪型が恥ずかしかったと笑って話せるが、
皆様くれぐれも火の元にはご注意を!

日々、大小いろんな失敗ありつつも笑いながら、Kicaのキッチンでケーキをつくろう!
さぁ、ふわふわのバナナシフォンを焼こう。

posted by eiko







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バームクーヘンの旅 Vol.2

いちじくとナッツのケーキ
写真は「イチジクとナッツのケーキ」。

前々回、お勧めのバームクーヘンを教えてくださった方、
ありがとうございました!

クラブハリエ、私も去年、近江八幡の本店まで行きました。
…やっぱり、他とは違う美味しさがありますね。ふわっふわで、しっとり。
でも、ものすご〜く生意気なことを言わせていただくと、
「はがして食べたい派」の私としては、
その点のみ、少し不満だったりして…。超個人的な好みですが…。

苦楽園はほんとにケーキ屋さんが多い!
ご近所のお店のバームクーヘンは、おそらくすべて制覇(!?)したはず!
この辺りのお店のは、自分好みの「はがして食べられる」のが多いんです!!

そしてそして…意外と、コンビニにもたくさんあるんですよね。
案外、美味しかったりして。

この前、バームクーヘンのことを書かせてもらったことをきっかけに、
またまた「バームノート」の作成に励み始めました(笑)
また近いうち、写真を載せさせていただきますので、乞うご期待…。

お勧め店、まだまだたくさん知りたいので、よろしくお願いします!!

焼きプリン写真は「焼きプリン」。

posted by yoko
| Posted by yoko | 好きなこと☆好きなもの | comments(0) | trackbacks(0) |







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